インクと魚の香りがする築地

毎日手にしている新聞。インターネットが普及した今、どちらかというと”古いメディア”と思われていないだろうか。新聞社の印刷工場を見学すると、その思いが変わるかもしれない。
新聞の最大の特徴は、ニュースの早さだ。昨日の事件を、朝起きて寝巻きのままポストから取り出すことができる。独特の紙のにおいは、日本の文化のひとつかもしれない。こどものころは練り消しゴムを新聞紙に押し付けて、逆向きになった黒い字をみてはおもしろがっていたが、最近の新聞はどうなのだろう。インクの性能も上がって、転写できなくなっているかもしれない。
新聞社の編集局の雰囲気は独特だ。何か事件が起きるとあわただしく、緊張感のある職場という雰囲気だ。なんといっても新聞を配る時間が決まっているのだから、いつも時間との勝負なのだろう。
そんな新聞社を見学できる。＜朝日新聞社＞(東京都中央区/都営地下鉄・築地市場駅下車すぐ)＜Yahoo地図でみる＞
築地場外市場がすぐなので帰りに新鮮な魚を食べてみては？

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