最も熱い現代アフリカ彫刻家 日本初の回顧展「彫刻家エル・アナツイのアフリカ」神奈川県立近代美術館

近年、世界中の注目を集める「現代アフリカ美術」。そのなかでも特に脚光を集める、彫刻家エル・アナツイ氏の日本初の展覧会「彫刻家エル・アナツイのアフリカ」が、神奈川県立近代美術館で。2月5日（土）から3月27日（日）まで開催されます。

アフリカ出身者として初めて、ヴェネツィア・ビエンナーレに出品し、世界的評価を得たエル・アナツイ氏の作品は、巨大なタペストリーを思わせ、見るものを圧倒します。日本で初めてなる、必見の大回顧展です。

エル・アナツイは、1944年に西アフリカのガーナに生まれ、現在はナイジェリアで創作活動を行っています。その作品は、アフリカ伝統工芸の装飾文様や、織物の影響をうけつつ、現代アフリカの現実風景を思わせるものとなっています。

今回の展覧会では、1990年代の木彫を主体とした作品に加え、新作6点を含む、近年の金属や廃材を利用した、大型インスタレーション作品“メタル・タペストリー”で構成し、世界的にも例を見ない大規模な回顧展となっています。





神奈川県立近代美術館＜葉山館＞「彫刻家エル・アナツイのアフリカ」
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2010/anatsui/index.html

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