30棟の貴重な歴史的建造物が建ち並ぶ
貴重な歴史的建造物の野外博物館「江戸東京たてもの園」で、3月30日(日)まで20周年記念フェスティバルが開催されている。
同園は都立小金井公園のなかに位置。約7ヘクタールの敷地に、江戸時代から昭和初期までの、30棟の復元建造物が建ち並ぶ。現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元、保存や展示とともに、次世代への継承を目指している。
歴史的な雰囲気と昔のくらしを味わう
今回の記念フェスティバルでは、「江戸東京の衣・食・住」を体験できるさまざまなイベントが予定されている。
モダンボーイ・モダンガール風の衣装で来場すれば、レトロな雰囲気の写真館で撮影ができ、小物の貸し出しも受け付けている。多摩地方で活躍するキッチンカーも多数そろい、「ハイカラゾーン」や「下町思い出ゾーン」など、各ゾーンをイメージしたメニューを味わえる。
30日(日)には「はけ(国分寺崖線)のおいしい朝市」が開かれ、オリジナルの手仕事品やコーヒー、お菓子が並べられる。
農村歌舞伎やけん玉のパフォーマンスも披露され、また左官体験や昔遊び、クラフト耕作などのワークショップも多数用意されている。
都立小金井公園は桜の名所としても名高い。歴史的な建造物に囲まれて、いつもとはひと味違ったお花見を楽しんでみてはいかがだろうか。
「江戸東京たてもの園 20周年記念フェスティバル」
会期:2014年3月27日(木)~30日(日)
会場:江戸東京たてもの園(東京都小金井市)

江戸東京たてもの園 20周年記念フェスティバル
http://tatemonoen-fes2014.com/