歴史ある建仁寺の所蔵品を展示
東京国立博物館では、3月25日(火)から「開山・栄西禅師800年遠忌 特別展『栄西と建仁寺』」が開催されている。
今年は栄西禅師が亡くなってから800年にあたる。そのため、栄西禅師が開いた京都・建仁寺や栄西禅師に関連する展覧会をおこなうことになった。
展覧会の見どころは、俵屋宗達の筆による国宝「風神雷神図屏風」(全期間展示)である。他には、重要文化財「雲龍図」(展示替えあり)、重要文化財「竹林七賢図」(展示替えあり)など、建仁寺所蔵品が展示される。
(画像は公式サイトより)
「風神雷神図屏風」を3300万画素で
栄西は日本最古の茶書「喫茶養生記」の著者でもある。建仁寺では毎年「四頭茶会」をおこなっている。かつて禅院でおこなっていた茶法を受け継いだ茶会と伝えられる。会場では、「四頭茶会」の様子を再現する。
なお、イベントとして「国宝『風神雷神図屏風』8Kスーパーハイビジョン上映会」が、4月28日から5月2日までおこなわれる。8K映像で、展示とは違った「風神雷神図屏風」の素晴らしさが堪能できる。
開催概要
会期:2014年3月25日(火)~5月18日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
ただし4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館、5月7日(水)は休館
(公式ホームページより引用)

「栄西と建仁寺」 公式サイト
http://yosai2014.jp/index.html