生誕105年の太宰治展を開催中
今年生誕105年を迎える文豪、太宰治。39歳でその短い生涯を閉じた太宰だが、没後60年以上たってもなおその魅力は色褪せない。4月5日~5月25日まで神奈川近代文学館では、太宰治の多彩な資料を展示する「太宰治展 ―語りかける言葉」が開催中だ。
旧制中学・高校時代のノートや、近年発見された全集未収の資料などを展示。代表作「人間失格」の原稿や、太宰が描いた自画像の油彩画なども展示されている。会期中は、講座、朗読会なども行われ、4月26日には、作家柳美里が「私が恋した太宰治」と題し記念トークイベントが行われる。
コミックスとのコラボ企画も!缶バッチをプレゼント中
また、株式会社KADOKAWA発行のコミックス『文豪ストレイドッグス』とコラボレーション企画も実施中。漫画家の春河35が今回の太宰治展のポスタービジュアルと同構図の文豪ストレイドッグスの太宰治を描きおろし、コラボポスターが完成した。また、期間中に文豪ストレイボックスの関連書籍を持参すると、特製缶バッジがもらえるとのこと。
現代コミックスとのコラボレーションを通して若い世代にも人気の太宰治。多くの資料を通して太宰治の人柄やその息づかいに触れることができる機会となりそうだ。

太宰治展 神奈川近代文学館
http://www.kanabun.or.jp/te0172.html