開館25周年記念企画
東京・町田市の町田市立国際版画美術館において、開館25周年記念企画として「北斎と広重きそいあう江戸の風景」展が2012年11月25日(日)まで行われている。
開場時間は、平日は10時から17時まで。土日祝日は10時から17時半までとなる。どちらも入館は閉館30分前まで。
観覧料は、一般が1,000円、大高生が500円、65歳以上が500円で中学生以下は無料となる。その他、団体などは別途割引料金を設定。
二大絵師により風景画としての浮世絵が大成するまで
富士山をいろいろな角度から理知的に捉えた作品を残した葛飾北斎(かつしかほくさい)。
温和で親しみやすい印象の風景画を描いていた歌川広重(うたがわひろしげ)。
江戸時代中期に芽吹いた浮世絵が、江戸時代後期に風景画を主要なジャンルとして確立したきっかけを作ったのが、葛飾北斎の『冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)』と歌川広重の『東海道五拾三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)』であった。
本展では、葛飾北斎と歌川広重の二人の巨匠により、浮世絵の風景版画が大成していくまでの道のりを、総計422点の作品により3部構成で紹介している。
町田市立国際版画美術館
東京都町田市原町田4-28-1

北斎と広重 きそいあう江戸の風景 | 町田市立国際版画美術館 開館25周年記念
http://hokusai-hiroshige.hanga-museum.jp/index.html