作者の個性などが見える「筆あと」
風景画、肖像画、抽象絵画といった具合に様々な種類を持つ絵画。
そんな絵画に共通していること。
それは絵の具を塗った「筆あと」。
そこには、「点」の表現や「線」の強さ、「面」としての色の重ね塗りなど、作者の筆遣いの特徴や個性などが出てくるもの。
ブリジストン美術館では、そんな「筆あと」にスポットを当てた企画展である「筆あとの魅力-点・線・面」を2013年3月10日まで実施している。
(この画像はイメージです)
休館日は月曜日(祝日の場合は開館)で、開館時間は10時から18時まで。ただし祝日以外の金曜日は20時まで開館している。
入場時間は閉館30分前まで。
印象派から近代、戦後作品まで約170点を展示
本展では、ルノワールなどの印象派からピカソなど20世紀に至るまでの西洋作品を中心に、藤島武二などの日本近代洋画や戦後の抽象作品まで幅広く展示作品をピックアップ。
合計で約170点もの作品群においては、ポール・ゴーガンの「馬の頭部のある静物」のような「点」で主張するもの、ワシリー・カンディンスキーの「二本の線」のような「線」で主張するもの、ポール・セザンヌの「サント ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」のような「面」で主張するものと、それぞれ独自の「筆あと」の主張をしている。
ブリジストン美術館
東京都中央区京橋1丁目10番1号

筆あとの魅力-点・線・面
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/