特別展示2部構成で50年を振り返る
京都府立総合資料館では、10月12日から開館50周年記念として特別展示第1部「ユネスコ記憶遺産推薦決定記念 平成25年度東寺百合文庫展」を11月10日(日)まで開催している。11月14日(木)からは、特別展示第2部「資料にぞくっ!~昭和で25年・平成で25年を所蔵品でふりかえる」を12月15日(日)まで開催予定。会場は同資料館2階展示室で入館無料。
特別展示の概要
第1部では、東寺が平安時代からの活動の中で蓄積した約2万点の文書の集合体である国宝「東寺百合文書(とうじひゃくごうもんじょ)」の著名な文書を展示する。会期中の10月14日(月)は午後1時まで、11月4日(月)は休館。
第2部では、京都府に関する図書、古文書、美術工芸品など、京都の珍しい資料を一挙展示する。会期中の11月23日(土)は休館。
特別展示中のシンポジウム
・10月14日(月)午後1時から午後5時、京都府立大学第3講義室で国際京都学シンポジウム「東寺百合文書のこれから-記憶遺産に向かって」が行われる。基調講演の講師は、日本学術会議会員で学習院大学教授の高埜利彦氏。また、「東寺百合文書の概要」などの報告が京都府立総合資料館主任などから行われる。
・11月16日(土)午前10時30分から午後5時、京都府職員研修・研究支援センターで開館50周年記念シンポジウム「総合資料館の50年と未来」が行われる。基調講演の講師は、東京大学副学長の吉見俊哉氏。そのほか報告、ポスターセッション、討論が行われる。
シンポジウムは申込不要・入場無料となっている。特別展示のお問い合わせは、京都府立総合資料館 庶務課 電話075-723-4831まで。

京都府立総合資料館
http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/50shunen.html