パリ・東京で同時期開催　9人の若手写真家が見た「今の東京」とは

日本の若手写真家9人による写真展「LUMIX MEETS TOKYO 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS 9」が東京都渋谷区の代官山ヒルサイドテラスで12月1日まで開催中だ。

この写真展はPanasonicのミラーレス一眼カメラ、LUMIX GMの発売に際し、若手写真家の支援の一環としてPanasonicの協賛で実現した。パリでの展示は11月9日～17日まで行われ、初日のオープニングには200名以上の来場者が集まり盛況だったという。
出展するのは、赤鹿麻耶、濱田祐史、伊丹豪、岩本浩典、水谷吉法、うつゆみこ、山本渉、横田大輔、吉田和生の9人。東京オリンピックが開かれる2020年頃に一層活躍しているだろう若手写真家たちが選ばれた。このうち濱田祐史、水谷吉法、うつゆみこの3名はLUMIX GMで撮影した作品を出展しているので注目だ。

若手写真家たちは、独自に写真集を作り、海外のアートフェアなどに参加するなど精力的に活動している。その作品も日本写真の伝統的なものから海外写真の影響をうけるものまで様々で、技法もデジタルとアナログが織り交ぜられた新鮮なものとなっている。

また、本展図録「TOKYO 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS 9」と1970年代に活躍した写真家9名の作品を集め今年10月に写真展が開催された「TOKYO 1970 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS 9」を2冊セットにした限定BOXも販売中。1970年代、そして2020年に想いを馳せながら、彼らの瑞々しい作品を楽しんでみてはいかがだろうか。




TOKYO 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS 9
http://tokyo2020photographers.jp/

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