「日本伝統工芸展」60回目の開催
昨年12月21日(土)から東京都千代田区の東京国立近代美術館工芸館で日本工芸界と共催で展覧会「日本伝統工芸展60回記念・工芸からKOGEIへ」が開催されている。同展覧会では、陶芸・染織・漆芸・金工・木工・竹工・人形・諸工芸の現役作家97名の代表作を紹介している。
1954年(昭和29年)、第1回日本工芸展が開催され、今回で60回を数えた同展は、伝統技術に基づく優れた工芸作品により、伝統工芸の素晴らしさを多くの人に伝えるとともに、優れた伝統工芸作家を輩出する役割を果たしてきた。日本工芸は、クオリティーの高さから「KOGEI」として世界に評価されている。
イベント情報(申し込み・参加料は不要)
「アーティストトーク」が、1月13日(月)、2月2日(日)、2月9日(日)の午後2時から工芸館2階会場で開催される。「タッチ&トーク」が、毎週水曜・土曜の午後2時から午後3時、工芸館会場で開催される。
「公開シンポジウム」が、1月12日(日)午後1時30分から午後3時(午後1時開場)、本館地下1階講堂で開催される。テーマは「伝統工芸の『今』、そして『未来』を考える」、先着150名となっている。
展覧会の日程等
会期は、前期が1月19日(日)まで、後期が1月21日(火)から2月23日(日)まで、開館時間は、午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)、休館日は月曜日(1月13日(月)は開館、翌14日(火)が休館)、観覧料は、一般500円、大学生300円となっている。

東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/