超貴重品ニホンオオカミのはく製を展示中
1月4日(土)から和歌山県海南市の和歌山県立自然博物館で収蔵標本特別公開として、世界に4体しか存在しないと言われる「ニホンオオカミのはく製」が公開されている。
展示されている「ニホンオオカミのはく製」は、和歌山大学から保管委託されている貴重品で、体長約100センチ、高さ約73センチ、肩高62センチの大きさで、1904年(明治37年)ころ、奈良県大台山系で捕獲されたものと言われている。
ニホンオオカミは、1905年(明治38年)1月に奈良県東吉野村で捕獲されたのを最後に記録が無く、絶滅したと言われている。標本はく製は、同博物館・国立科学博物館・東京大学農学部・オランダのライデン王立自然史博物館に合計4体が残されているだけの超貴重品。
展示期間など
展示期間は1月4日(土)から1月31日(金)まで、開館時間は午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)、休館日は毎週月曜日(祝祭日の場合は翌平日)、場所は和歌山県立自然博物館の第2展示室、入館料金は大人460円・高校生以下と65歳以上は無料となっている。

和歌山県立自然博物館
http://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/