大阪市立東洋陶磁美術館でマイセン磁器の特別展
4月7日から大阪市立東洋陶磁美術館において、「国立マイセン磁器美術館所蔵 マイセン磁器の300年」が開催されている。
これは大阪市立東洋陶磁美術館開館30周年記念特別展として行われているもので、開催期間は7月22日(日)まで。
マイセン磁器は、磁器の魅力の虜になったザクセン選帝侯兼ポーランド王の「アウグスト強王」の命を受けた錬金術師ベットガーにより、1709年にヨーロッパ初の硬質磁器として誕生。1710年にはドイツ東部の都市・マイセンに王立磁器製作所が開かれた。
その後も芸術性、造形性において独自の発展を遂げたマイセン窯は、300年たった現在も盛んな製品の生産が行われており、多くの人々を魅了し続けている。
国立マイセン磁器美術館所蔵の約230の品々を展示
今回の「国立マイセン磁器美術館所蔵 マイセン磁器の300年」では、「インド文様花卉文蓋付壺」「メナージュリ動物彫刻、嗅ぎ煙草入れを持つサル」など国立マイセン磁器美術館所蔵の約230余りの品々が展示される。
入場料金は、一般1000円、高大生600円、中学生以下及び身体障害者手帳をお持ちの方などは無料。その他、20人以上の団体では割引料金の設定がある。
開館時間は午前9時30分から午後5時までで、入館は閉館時刻の30分前まで。
休館日は月曜日(4月30日、7月16日は開館)と7月17日(火)。
300年の時を経て、今なお独自の輝きを失わないマイセン磁器の美しさを存分に感じ取ってみたい。
大阪市立東洋陶磁美術館
〒530-0005大阪市北区中之島1−1−26
TEL.06-6223-0055
FAX.06-6223-0057

開館30周年記念特別展:「国立マイセン磁器美術館所蔵 マイセン磁器の300年」
http://www.moco.or.jp/exhibition/2011/06.html