沖縄復帰40周年記念企画として開催
サントリー美術館において、沖縄復帰40周年記念企画として「紅型 BINGATA - 琉球王朝のいろとかたち -」が6月13日からスタートした。
紅型は、琉球王朝時代に王族や士族など特定の階層の衣裳の染色技術として発展したものであり、型紙による「かたち」と琉球独特の「いろ」の組み合わせが独特の魅力を放っている。
戦後に復興した紅型
紅型は琉球王朝の崩壊で勢いが衰えた上、第二次世界大戦で制作に関わる資料等が失われたものの、戦前に紅型に魅せられた人達のコレクションとして多くの優れた作品が保存されていたことから、戦後に復興することとなった。
今回の展示会では、琉球王家に伝えられた逸品をはじめ、多くの作品が7月22日(日)まで公開されている。
サントリー美術館
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
10:00~18:00(金・土と7月15日(日)は20時まで。入館は閉館30分前まで)
毎週火曜日休館
一般当日:1,300円 大学・高校生当日:1,000円 中学生以下は無料

サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/