戦後の日本で銅版画の地位を押し上げた芸術家
東京・世田谷区の世田谷美術館で、銅版画家の駒井哲郎をテーマにした企画展が2012年7月1日まで行われている。
駒井哲郎は戦後の日本において、銅版画の芸術性を高め表現手段としての地位を高めたパイオニアとして教科書にも登場する銅版画家であり、また世田谷ゆかりの人物という面も持つ。
そんな駒井哲郎の作品世界を、資生堂名誉会長の福原義春氏による約500点という大コレクションで紹介しているのがこの企画展である。
気軽に参加できる版画体験企画も
また世田谷美術館では、6月30日までの毎土曜日の13時から15時まで、「100円ワークショップ」として、参加費100円で子供から大人まで気軽に参加できる版画体験を合わせて実施している。
参加方法は随時受付なので、芸術鑑賞と共に、親子で版画体験に挑戦してみるのはどうだろうか。
世田谷美術館
東京都世田谷区砧公園1-2
03-3415-6011
開館時間:午前10時から午後6時まで(入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週月曜日
一般1,000円、65歳以上と大高生800円、中小生500円

世田谷美術館
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/