アール・デコと光の関係
1920年代、フランスを中心に西欧で栄えた装飾様式アール・デコは、それまで曲線の多かったアール・ヌーヴォーのスタイルとはひと味違った、直線と立体の知的な構成で、その新スタイルは様々な分野へ波及。今回の展覧会の見どころでもある照明器具などのインテリアにも影響を与えました。
本展はそんなアール・デコを代表するアーティスト、ルネ・ラリックやドームなどが手がけた照明器具を中心に約110点の作品を展示。アール・デコと光の関係に焦点をあてた展覧会となっています。
色とりどりのアール・デコ作品
本展は、1920年代に人気を博したカラフルな色彩が特徴の作品から、20世紀初頭の美術運動、キュビスムや抽象主義から影響を受けた幾何学的な形のシックな作品まで、「プロローグ:カラフル」「サロン:シック」「ダイニング・ルーム:モノトーン」「エピローグ:レディエンス-閃光:未来へ向かって-」の4章にわかれて作品を展示。
色とりどりのアール・デコ作品が日常に刺激を与えてくれます。
『アール・デコ 光のエレガンス展』
開催場所:パナソニック 汐留ミュージアム
東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4F
開催期間:2012年7月7日(土)~2012年9月23日(日)
開館時間:10時~18時(入館は17時30分まで)
休館日:毎週水曜、8月11日(土)~8月16日(木)
入館料:一般 700円、大学生 500円、中・高校生 200円、小学生以下 無料
編集部 つつみ さえこ

「アール・デコ 光のエレガンス展」パナソニック 汐留ミュージアム
http://panasonic.co.jp/es/museum/