怪獣ブームの火付け役
東京・文京区の弥生美術館で「奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解 展」が開催されている。
大伴昌司氏は1960年代後半から70年代前半にかけて、少年雑誌でのグラビアや図解記事の企画構成、ミステリ雑誌やSF雑誌のライター、さらにはテレビ脚本や映画評論など、様々なジャンルでその才能を発揮。
特にSF関係では、少年雑誌で「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣の特集などを手がけたことにより、怪獣ブームの火付け役となった人物でもある。
日本のSFの発展に裏方としても貢献
本展では、「一枚の絵は一万字にまさる」との考えの元、数々の業績を残した大伴氏の作品資料を数多く展示。
また、日本SF作家クラブ事務局長として国際SFシンポジウム開催に尽力し、草創期にあった日本のSFを裏方としても盛り上げていた大伴氏の知られざる一面に迫っている。
弥生美術館
東京都文京区弥生2-4-3
会期:9月30日(日)まで
開館時間:10時から17時まで(入館は16時半まで)
休館日:月曜日(8/13、9/17は開館、9/18は休館)
料金:一般900円 大・高生800円 中・小生400円
(竹久夢二美術館も入場可)

(弥生美術館 展示案内)奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解 展
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/exhibition/yayoi/now.html