地球40億年の歴史をたどる展示
東京都世田谷区にある玉川高島屋S・Cでは、2016年8月17日(水)までの期間、西館1Fアレーナホールにて『生命40億年の旅 -大むかしの生きもの展-』を開催している。
この展示では、5億年ほど前のいわゆる古生代・カンブリア紀に登場した不思議な生命体や、中生代の「陸の王者」である恐竜を紹介するのに始まっている。
そして恐竜が絶滅したあと、約6,500万年前から現在に至るまでのいわゆる新生代、生物はどのように進化していったかということにくわえ、人類の祖先はどのような道筋をたどり現在のようになったのかという紹介まで、「大むかしの生き物」を多数集めた展示となっている。
イベント概要
イベントでは古生代・カンブリア紀から新生代の人類誕生までの「生物の足跡」を化石やレプリカ、模型、イラスト、映像とさまざまな技術を用いた『巨大パノラマ年表』で表示している。
ほかにも世代ごとのゾーンもあり、古生代ゾーンではオウムガイ、カブトガニといった古生代から現在までその姿をほぼ変えずに保っている生物を生体展示する。
中生代ゾーンは5mのティラノサウルスロボットの展示およびアンモナイトやアパトサウルスの化石を触れることができるコーナーを設けるほか、7mのアロサウルスの化石模型や、ピラルクーやアリゲーターガーといった古代魚の生体の展示コーナーを置く。
くわえて新生代ゾーンでは日本産の大型ほ乳類であるナウマン象の等身大ロボット展示や、珍獣カモノハシの標本を展示するほか、人類進化の歴史というコーナーも作る。
地球に生物が誕生してからたどった進化の過程はかなり専門的な知識であるため、大人が行っても楽しめる展示である。夏休み中でもあることだし、子供をつれて一緒に勉強するつもりで訪れるというのがいいだろう。
会期中は無休で、開場時間は10:00から20:00(最終日は18:00まで)となっている。なお閉館は最終入場の30分前までだ。

生命40億年の旅 -大むかしの生きもの展-
http://www.tamagawa-sc.com/event/?id=1917