50余点の版画を展示販売
東京都渋谷区にある複合文化施設のBunkamuraでは、ザ・ミュージアムにおいて2015年5月13日から5月20日までの日程で、有元利夫・舟越桂2人の版画展を行う。
なおこの展示は有本・舟越の版画作品を併せて50余点展示するとともに販売も行う。
有本利夫と舟越桂
有元利夫は38歳という短い人生のなかで、生涯に残した作品は油絵、版画、彫刻、やきもの、額縁やリコーダーケース、さらには作曲までと多岐にわたっている。
作品には静かな空間がとどめられていると同時に、遊び心が垣間見える。そのため時間を忘れて見入ってしまうような情緒がある。
いっぽう舟越桂は優れた職人であると共に芸術家の顔も併せ持っている彫刻家である。
1989年から版画の制作もしているが、きっかけは今から20年前、アメリカの版元クラウンポイントからの依頼によるものである。
そのためアメリカのクラウンポイントやタマリンドを版元にしたアメリカ発売の作品と、日本国内の版元による日本発売の作品が存在する。
舟越は版画制作を初めて以来、銅版画、リトグラフ、木版画とさまざまな技法で作品を生み出してきている。
(画像はプレスリリースより)

Bunkamura 展覧会情報
http://www.bunkamura.co.jp/