印象派を代表する風景画家シスレー
東京都練馬区にある、練馬区立美術館では開館30周年記念展の第3弾として、2015年9月20日から2015年11月15日までの日程で「アレフレッド・シスレー展」の展覧会を開催する。
休館日は月曜日だが、月曜日が祝休日のときは翌日の火曜日が休みとなる(10月13日)のに加え、9月の連休明けである9月24日(木)も休館となる。開館時間は10:00から18:00まで(入館は閉館の30分前まで)。
さまざまな視点からシスレーを追いかける展覧会
アレフレッド・シスレー(1839-1899)は印象派を代表する風景画家であり、この展示会では、日本国内に所蔵されているシスレーの風景画約20点を中心として総数約50点の油彩画や資料からその画業を紹介している。
展示構成だが、第1章は1890年代の印象主義的作風が顕著になるさまを追いかけ、続いて第2章はシスレーが描き続けたセーヌ川とその支流を巡る情景は、19世紀の近代化、つまりテクノロジーによって河川の姿が変貌したことにより成立していたという視点より、描かれたセーヌ川の検証を行い、第3章はシスレーによって確立された印象主義のスタイルが日本の画家に与えた影響を考察する。
なお、会期中に特別講演会も多数開催されるが、これは事前申込制となっているので注意が必要だ。各回定員は70名で、参加可能なのは中学生以上となっている。
(画像は練馬区立美術館ホームページより)

練馬区立美術館 展覧会
http://www.neribun.or.jp/