ブラジリアの首都で主要な建設計画にたずさわる
東京都江東区にある東京都現代美術館では現在、『オスカー・ニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男』の展覧会が2015年10月12日まで開催されている。
休館日は毎週月曜日だが、9月21日・10月12日、ほかに9月24日は開館している。開館時間は10:00から18:00までとなっているが、9月中の金曜日のみ21:00まで開館している。入場はいずれも閉館の30分前まで。
この展覧会はブラジルのモダニズム建築の父である、オスカー・ニーマイヤーの展覧会となっているが、日本ではこれが初の大回顧展となる。
ニーマイヤーは1950年代、ブラジルの首都ブラジリアにて主要な建設設計にたずさわり、創造性豊かな都市をつくりあげた人物であるが、この成功は建築という概念を超えた歴史的なイベントとしてとりあげられ、そのためブラジリアは1987年に世界遺産として登録された。
ニーマイヤーが設計した建物の特徴
なおニーマイヤーの建築物の特長としては、有機的でダイナミックな曲線およびモダニズムの幾何学の調和を特長とするデザインがあるが、そのコンセプトは今なお多くの建築家に影響を与えている。
同展覧会では2016年のリオデジャネイロオリンピック開催を前に、とブラジルの外交120周年を記念したものでもあり、104歳で亡くなる直前まで多くの建設設計を手がけていた、約1世紀にわたる軌跡を紹介するものである。
(画像は東京都現代美術館ホームページより)

東京都現代美術館 開催中の展覧会
http://www.mot-art-museum.jp/