古代エジプト文明の神秘を表す作品を展示
東京都渋谷区の松濤美術館は10月6日から11月23日までの期間、「古代エジプト美術の世界展 魔術と神秘 ガンドゥール美術財団の至宝」を開催する。
休館日は10月13日・19日・26日、11月2日・4日・9日・16日であり、開館時間は10:00〜18:00までだが、金曜日は19:00閉館となる。(いずれも入館は閉館の30分前まで)
古代エジプトだが、ナイル川の流域にて紀元前3000年ごろ第1王朝が誕生し、その後紀元前332年にアレクサンドロス大王にて滅ぼされるまでの時代をさす。それらの王朝にて作られた、巨大なピラミッドや神殿などの遺跡は、いまも世界中の人々を魅了してやまない。
展示物すべてが日本初公開
この展示会は、古代エジプト美術を「ヒエログリフ」(象形文字)「素材」「色」という3つのテーマに大別し、「魔術」をキーワードとして読み解く展示となっている。そもそも古代エジプト人にとって「魔術」は、神と自然を人間と結びつけるものとされていた。
そのため彫刻やレリーフ、アミュレット(お守り)、宝飾品などを作って日々の生活および死後の世界に備えていたのである。
今回の出品作品役150点はすべてが日本初公開のものであり、優品がセレクトされている。「美術があらゆる人々にとって身近なものになるように」という財団の信念とともに、初めて日本での展覧会が実現するに至った。
「魔術」の痕跡といったものを美術品として味わうことができる機会でもあるため、訪れてみてはどうだろうか。
(画像はプレスリリースより)

松濤美術館 プレスリリース
http://www.shoto-museum.jp/