華道歴30年を迎えた假屋崎省吾の展示会
東京都目黒区にある目黒雅叙園では、2015年10月25日までの日程で、主催は目黒雅叙園でのイベント「華道家 假屋崎省吾の世界展」が行われている。
假屋崎省吾は、美輪明宏から「美をつむぎ出す手を持つ人」という評価を受けている。くわえてその繊細かつ大胆な作風および、独特の色彩感覚は国際的にも評価を受けている。そして氏の華道歴は今年ちょうど30周年を迎える。
16回目となるこの展示会では、琳派400年にちなんで琳派様式の作品約80点のほか、本人デザインの純金「黄金の牡丹」も初展示(この作品の展示は18日まで)する。
会場の『百階階段』について
なお会場は東京都指定有形文化財の「百階階段」である。これはかつての目黒雅叙園3号館であり、1935年(昭和10年)に建てられた、目黒雅叙園のなかでは唯一現存する木造建築である。
階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なっている。その階段は厚さ約5センチメートルのケヤキ板が使用されているつくりになっている。くわえて各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家たちが作り上げた美の世界が展開されている。
休館日は毎週日曜日であり、開催時間は10:00〜17:00(入場は16:30まで)の通常見学時間のほか、金・土・日・祝はトワイライト見学時間として17:00〜19:00(最終入場は18:30まで)がある。なおトワイライト見学時間は料金が増す。
(画像はホームページより)

目黒雅叙園 イベント 華道家 假屋崎省吾の世界展
https://www.megurogajoen.co.jp/event/kariyazaki/