伝統工芸の江戸切子展覧会
東京都港区にある伊藤忠青山アートスクエアでは2015年11月3日までの日程で、『日本の伝統工芸 江戸切子若手職人15人展』を行っている。開催時間は11:00〜19:00で、会期中は無休である。くわえて入場料は無料。
江戸切子とは、江戸末期に江戸にて始まったカットグラス工法のガラス工芸・ガラス細工のことを指す。
なお今回の出展者は次のようになっている。
石塚 春樹/大庭 和十志/小林 昴平/澤口 智樹/篠崎 英明/高野 秀穂/但野 英芳/鍋谷 聰/鍋谷 淳一/根本 達也/細小路 圭/三代秀石 堀口 徹/三田村 義広/山田 のゆり/山田 真照
(伊藤忠青山アートスクエア ホームページより引用)
江戸切子を芸術品としてとらえた展覧会
展示会は、今回で3回目を数え、精巧なカット、色彩の濃淡、器における色の残し方といった点で、職人ひとりひとりの技と扇子が投影された江戸切子作品を「アート」「デザイン」としてとらえた唯一の展覧会となる。
この江戸切子は洞爺湖サミットにおいて国賓への贈答品となったり、2014年のオバマ大統領訪日の際、土産品として安倍首相から手渡されたりと海外要人へのギフトに選ばれるほどの日本がほこる伝統芸能となっている。
機械の大量生産ではなく、職人がその息吹をこめ作り上げた精巧な品々を多数閲覧できるまたとない機会でもあるため、ぜひ足を運びたいものである。

伊藤忠青山アートスクエア 展示会 『日本の伝統工芸 江戸切子若手職人15人展』
http://www.itochu-artsquare.jp/