物静かな写真家からのメッセージ
神奈川県足柄下郡にある彫刻の森美術館 緑陰ギャラリーでは、2015年11月21日〜2016年2月14日の日程で『笹口悦民写真展 無限の恍惚』を行う。
施設が年中無休であるため展覧会は無休。開館時間は9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)である。
笹口悦民はドラマチックな表現力をふるい、幅広い分野の第一線で活躍する写真家である。1995年に写真家として独立して以来、ファッションや広告の分野を中心に、活躍の場を広げてきた。
その写真はドラマチックなライティングをしつつも、過剰なメッセージを発しない、静かで穏やかな佇まいにて表現されている。
そんな硬質ながら滑らかな写真表現は、各方面で高く評価されている。
展示内容
この展示会では笹口の写真190点と、3点の映像作品を『気配』『質量』『透明』『輪郭』『距離』の5つのカテゴリーに分けて展示する。なお写真は2点をつなげて1作品として観るような構成となっている。
くわえて写真と同時に言葉を観ることにより、視覚体験が思考へと展開されるようなメッセージがこめられている。
なお2015年11月21日には、13:30よりアーティスト・トークとして笹口悦民氏とメインビジュアルモデルのSHIHOさんとのトークショーが開催される。
(画像はプレスリリースより)

彫刻の森美術館 プレスリリース
http://www.hakone-oam.or.jp/笹口悦民写真展 無言の恍惚
http://www.hakone-oam.or.jp/