「ご縁」を結ぶ「カフェ寺ス」
東京都豊島区の金剛院は、さまざまな人々の「ご縁」を結ぶコミュニティスペース「なゆた」を2014年5月24日(土)にグランドオープンします。近年深刻化している少子化や高齢化の中で、一人暮らしているお年寄り、親子間のコミュニケーション不足、ご近所づきあいの減少などを解消したいという住職の思いから生まれました。
「なゆた」とは、仏教用語で「きわめて大きな数」という意味です。身の回りにある「ありがとう」「おかげさま」に気づいて、人として限りなく大きな存在であることを感じてほしいという思いが込められています。また、「なごんで」「ゆったり」「たのしく」の頭文字を組み合わせたものでもあり、落ち着ける空間を作り出しています。
(画像はプレスリリースより)
新しい寺院のあり方をデザイン
情報化時代といわれ世の中の変化が早くなるにつれて、人々は「安定」した、しかも「継続的」なものを求めるようになります。お寺の場には、日本人の最も古い信仰に根ざして、長い時間をかけて作り上げてきた安心感があります。人々が求めるものがある金剛院だからこそ、地域の中の新しい存在理由をデザインするという試みにチャレンジしているのです。
500年という伝統がある金剛院は、大永2年(1522年)に真言宗聖弁和尚により開創されました。四国八十八ヶ所の霊場を模した“東京版”お遍路コース「御府内八十八ヶ所」にも含まれています。また、徳川幕府から特別に許可された赤門や築80年の木造客殿は国の登録文化財に申請中で、四季折々の表情や長い歴史を感じさせる名高いお寺です。

金剛院ホームページ
http://www.kongohin.or.jp/プレスリリース(@Press)
http://www.atpress.ne.jp/view/46261