1870年代からのガラスアートを展示
4月22日(火)から愛知県名古屋市の大一美術館で企画展「1870年代から現代までのガラスアート80選展」が開催されている。本展では1870年代に代表されるガラスアートなどが展示されている。
展示品の中で最も注目されるのは、1870年代の作品でヨーロッパやアメリカで広がった「アールヌーヴォー」と呼ばれた芸術運動の中で革新的な技法により作成された、当時を代表するエミール・ガレやドーム兄弟の作品ガラス芸術作品。
1920年代のアール・デコ期には、ルネ・ラリック、シュナイダー兄弟などの透明性を持った作品、1970年代にはアメリカで生まれたスタジオガラスと呼ばれるガラス工房で作成された自由な発想の作品が展示されている。
主な展示作品は、1880年エミール・ガレ作の「ドラゴンに冠文花器」、1925年ドーム作の「鹿文花器」、1995年デイル・チフーリ作の「レッド・シーフォーム」など。
企画展の開催概要
会期は4月22日(火)から10月26日(日)まで、開館時間は午前10時から午後5時、休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、会場は愛知県名古屋市の大一美術館、入館料は大人800円、大高生600円、中小学生400円となっている。

大一美術館
http://www.daiichi-museum.co.jp/index.html