年間350万人が訪れる世界的人気の美術館
“印象派の殿堂”オルセー美術館の名画が集まる展覧会「オルセー美術館展」が、東京・六本木の国立新美術館で、7月9日から10月20日まで開催される。
オルセー美術館は、1986年に設立されたフランスの美術館。ルーブル美術館の向かいにあり、印象派の作品を多数収蔵することで知られている。
モネの記念碑的大作が日本初公開
同展には、オルセー美術館から厳選された作品84点が展示される。とくに注目されるのは、日本初公開となるモネの大作「草上の昼食」。印象派の誕生につながったとされる記念碑的作品で、“戸外でくつろぐ人々”という近代的なテーマを自由な筆致で描いている。
そのほか、“印象派の立役者”マネのコーナーや、「晩鐘」で知られるミレーらによるレアリスムのセクション、アカデミズム絵画を代表する官能的な美女のヌード画など、世界屈指のコレクションが披露される。

オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―
http://orsay2014.jp/index.html