非公開の文化財を期間限定公開 京都非公開文化財特別公開
普段は非公開の文化財が期間限定で公開される「京都非公開文化財特別公開」が今年も実施される。今年の期間は10月31日~11月9日の10日間となる。
昭和40年にはじまった文化財愛護の普及啓発事業の一環として、京都古文化保存協会が毎年春と秋に開催しており、今回は50回目の開催となる。また今年は、世界遺産登録20周年の記念の年でもあることから、世界遺産登録の7ヶ所を含む計18ヶ所が公開される。
世界遺産7ヶ所を公開 今回初公開の箇所も9ヶ所
世界遺産は、上賀茂神社、鹿苑寺方丈、下鴨神社、西本願寺飛雲閣・旧仏飯所、西本願寺書院・経蔵、東寺灌頂院、東寺五重塔の7ヶ所。また、京都国立博物館表門、萬福寺三門・松隠堂など、初公開の公開対象も9ヶ所あり、見どころが満載だ。
拝観料は1ヶ所大人800円、中高生400円。拝観受付時間は午前9時から16時までとなる。期間中は前もっての予約や申し込みの必要はないとのこと。1ヶ所をゆっくり拝観するのもよし、京都の街を巡りながらはしごするもよし。あなたも普段は見ることのできない貴重な文化遺産に触れてみてはいかがだろうか。

平成26年度 第50回記念 京都非公開文化財特別公開
http://www.kobunka.com/topics/pdf/hikoukai_h26aki.pdf