海の生物をモチーフにした切手を集めた「海の珍生物展」
ダイオウイカやリュウグウノツカイなど深海に生息する「へんないきもの」がクローズアップされているが、水族館ではない場所でこれらの水生生物の展示が行われている。「切手」の図案となった海に住む生物を集めた企画展「海の珍生物(へんないきもの)展」が切手博物館にて開催されている。
同企画展では、一般的に馴染みが深いエビ、カニ、イカなどの生物のほか、クラゲ、タツノオトシゴなどの生物の切手を展示する。リュウグウノツカイやダイオウイカなど深海の生物も登場する。見どころは色彩が美しい「ウミウシ」。ウミウシだけで60種類以上の切手が世界中から集められており、世界各国でウミウシが愛されているのがわかる。
入場料は切手で支払える 海の生物切手も販売中
切手の博物館では、古い切手を使ったはり絵のワークショップや、切手バザールも定期的に開催。多くの切手愛好家で賑わっている。入館料を切手で支払えるのもユニークだ。スーベニアコーナーでは、今回の企画展にちなみ、海の生物が描かれた切手も販売されているとのこと。
普段は何気なく見ている切手だが、そのデザインの多様性や美しさには驚かされる。切手愛好家だけでなく、多くの人が幅広く楽しめる博物館だ。

海の珍生物 切手の博物館
http://yushu.or.jp/museum/kikaku/index.html