作品にこめられたほとけへの信仰の心と荘厳の諸相
丸の内の出光美術館で、7月25日(火)から「祈りのかたち ─仏教美術入門」を開催している。
この展示では、出光コレクションの中から、仏画を中心に代表的な仏教美術作品を厳選。ガンダーラ(パキスタン)の石仏や、伝ハッダ(アフガニスタン)出土の塑像仏頭から、江戸時代の仙厓による禅画まで、仏教美術2000年の流れを紹介し、仏像や仏画だけでなく、工芸作品も展示する。
また、作品のより深い理解のために、部分拡大図を駆使し、仏教誕生からの変遷、日本へ仏教が伝来した以降の、仏教美術の展開をテーマごとにわかりやすく解説する。さらに、今回の展示では、重要作品を用いて、本来の堂内での配置状況や本尊像との配置関係といった、信仰の場に即した作品の状況を再現も試みる。
開催概要
期間は7月25日(火)~ 9月3日(日)。休館日は月曜だが、月曜日が祝日及び振替休日の場合は開館。開館時間は10:00~17:00(入館は16:30まで)。毎週金曜日は19:00まで(入館は18:30まで)
入館料は、一般1000円、高校生・大学生700円、中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要)。障害者手帳所持者は200円引き、介護者1名は無料。20名以上の団体は200円引き。
(画像は出光美術館公式WEBサイトより)

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