印象派などの西洋作品と北斎の作品を比べて展示
東京・上野の国立西洋美術館で、2018年1月28日(日)までの期間に「北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」が開催されている。
江戸時代後期を代表する浮世絵師の葛飾北斎を切り口とし、ジャポニスムという現象を読み解く世界初の展覧会。国内外の美術館、個人コレクターなど10か国以上から名作が集結し、モネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンを始め、西洋美術の名作が約220点、北斎の錦絵約40点、版本約70冊の計約110点が一堂に会する。
アール・ヌーヴォーなどの作品と北斎の作品を比べながら展示され、北斎と西洋の夢の共演となっている。
関連イベント
様々な関連イベントも行われる。限られた人数だけに特別開館する夜の美術館で、監修者や特別ゲストによるミニ・トークも聞ける「プレミアム鑑賞ナイト」。同美術館のレストランや音声ガイドなどに、モネ、クリスマス、セザンヌと週替わりでお楽しみコンテンツが登場する「スペシャルウィーク」。
スペシャルイベントとして、「トークシリーズ”食と芸術”」と「美術館でクリスマス」など。詳細は公式WEBサイトを確認してほしい。
開催概要
開催期間は10月21日(土)~2018年1月28日(日)、休館日は月曜(ただし1/8は開館)及び年末年始にあたる12月28日~1月1日、1月9日。開館時間は9:30~17:30(金、土曜日は20:00まで。ただし11月18日は17:30まで)。
チケットは、当日は一般1600円、大学生1200円、高校生800円、中学生以下無料。20名以上の団体チケットは各200円引き。障害者手帳の提示で障害者及び付き添い者1名は無料。なお、2018年1月2日(火)~8日(月・祝)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)。
東京都美術館の「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」のチケット(半券)で、相互割引により当日料金の100円引きとなる。
(画像は公式WEBサイトより)

北斎とジャポニスム
http://hokusai-japonisme.jp/index.html