発掘された伝説の徳川御殿
東京都の府中市郷土の森博物館で、1月27日(土)~3月11日(日)の期間で、開館30周年記念特別展「徳川御殿@府中」が開催する。
徳川家康が鷹狩りの際に利用した御殿の跡地という伝承のある府中市の「御殿地」と呼ばれる地で、2008年から2011年に発掘調査が行われた。その結果、戦国時代末期から江戸時代初頭の遺構と遺物が発掘された。
展示では、この府中御殿を戦国から江戸へと移り変わる時代の中で、また玉という地域の中での位置づけから、御殿が姿を消した後の跡地がどのような様子であったかまで、まぼろしとなった御殿の扉を開く。
関連イベント
2月12日に特別展記念講演会「中近世移行期の武蔵府中ー北条・豊臣・徳川」14時から開催。講師は竹井英文(東北学院大学准教授)。料金は300円(入場料と別)。参加希望者は往復ハガキで、2月1日(木)までに申し込みが必要。
また、常設展の展示解説が毎日14:30分から。博物館内にある復元建設物の解説が日曜・祝日の10:30から開催する。
開催概要
期間は1月27日(土)~3月11日(日)。休館日は月曜(ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌日火曜が休館)。開館時間は9:00~17:00(入場は16:00まで)。
博物館入場料は、大人200(160)円、中学生以下100(80)円、4歳未満は無料。障害者手帳愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の提示で本人と付き添い者1名は無料。
(画像は公式WEBサイトより)

府中市郷土の森博物館|公益財団法人府中文化振興財団
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/index.html