世界との比較や現代日本からの視点で見る古墳文化
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で、企画展「世界の眼でみる古墳文化」を開催している。期間は5月6日(日)まで。
現代においても地域の景観に溶け込み、いまだに国家的祭祀の対象となっているものもある「古墳」。世界史的に見ても稀なスケールをもった先史モニュメントでもある古墳を、世界の先史モニュメントと比較して特質をあぶり出す。
また、現代日本のアートやサブカルチャーの担い手、世界の考古学者たち、歴史上の日本人などが、古墳をどのようなまなざしで見つけ、どう伝えようとしているのか。作品・写真・古文書・出土品・複製品などの展示から明らかにする。
特集展示で幕末の皇女和宮ゆかりの雛かざり
企画展示とは別の第3展示室(近世)副室にて、4月8日(日)まで特集展示「和宮ゆかりの雛かざり」を行っている。幕末の動乱期にあたる文久元年(1861)将軍徳川家茂に降嫁した和宮の所用として伝えられる雛人形などを展示する。
展示概要
開催期間は3月6日(火)~5月6日(日)。休館日は月曜日(月曜が休日の場合は翌日火曜が休館)。開館時間は午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金は、一般830(560)円、高校・大学生450(250)円、小・中学生:無料。( )内は20名以上の団体の料金。なお、毎週土曜日は高校生無料。この料金で総合展示も観覧できる。障害者手帳の提示で障がい者及び介護者は無料。
(画像は公式WEBサイトより)

国立歴史民俗博物館
https://www.rekihaku.ac.jp/index.html