さよなら国立競技場　スタジアムツアーが人気

国立競技場は1958年に東京オリンピックのために建設された国内最大級の競技場だ。しかし、2019年ラグビーワールドカップ、2020年のオリンピック招致において、メイン会場となるため、同場所にメインスタジアム、新国立競技場の建設が予定されている。来年7月から解体・新築工事が始まり、今の姿が見られるのもあとわずかだ。
現在、国立競技場ではスタジアムツアーを開催している。ツアーにはレギュラーコースと競技会等開催時コースがあり、人気のレギュラーコースは天候により晴れコース、雨コースに分かれている。

いずれのコースも秩父宮記念スポーツ博物館を見学した後、晴れコースは、東京オリンピックで使用した聖火台、グラウンドや選手更衣室、ロイヤルボックスなどの見学などができ、雨コースは室内練習場、貴賓室、メインスタンド、スカイラウンジや写真判定室などの見学ができる。9月は10日(火)、12日(木)、26日(木)の開催。

競技会等開催時コースは、競技場のスタンド内に入らず、スポーツの歴史や競技会の歴史を探訪するコースとなる。9月は9日(月)、13日(金)に開催。いずれのコースも1日3回、定員は毎回20名だ。参加料は大人1,000円、子ども300円、幼児は無料となる。申し込みはホームページ上から受け付けている。
秩父宮記念博物館では、特別展「SAYOMARA 国立競技場」を開催中。東京オリンピックや世界陸上などで使用されたグッズや写真など、貴重な資料234点を展示している。記念撮影ポイントには、カール・ルイスの走ったトラックの一部やオリンピックの表彰台が再現されている。

2020年オリンピック開催地決定まであと少し。前回の東京オリンピックの足跡をたどりつつ、新国立競技場の建設を楽しみにしたい。




国立競技場スタジアムツアー
http://www.jpnsport.go.jp/muse/annai/tabid/271/default.aspx

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