石橋を叩いて渡る「ブレーキ君」
君は、なんでもいけいけ、おもしろそうなら飛び込んじまえ!という「アクセル君」だろうか、それとも、いやいや待て待て、何かウラがあるぞ、気をつけろ!という「ブレーキ君」だろうか。
いったいどちらが「良い人」かという議論もあるだろうが、世の中には、どちらの人間も必要なのである。
ブレーキは必須!
どんな乗り物にもアクセル(スロットル)とブレーキがある、とつい思ってしまうが、自転車のことを思い出してほしい。アクセルはなくてもブレーキはついている。
コースター自転車にブレーキレバーはないけれど、ペダルを逆回転させればブレーキが効いて止まるのだ。ない、と思わせておいて肝心なところで能力を発揮する、ブレーキは江戸っ子気質を受け継いでいるようだ。
ブレーキ博物館
そんな、縁の下の力持ち、「ブレーキ」の博物館が東京下町にある。ブレーキ部品を作っている中山ライニングという会社の2階に居候している。一度顔を出してみてほしい。
<ブレーキ博物館>(東京都墨田区/半蔵門線・錦糸町駅下車徒歩7分)
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