女性イラストレーターの草分け
弥生美術館で、女性イラストレーターの草分け的存在である田村セツコをテーマにした、「田村セツコ展 - HAPPYをつむぐイラストレーター -」が2012年12月24日まで行われている。
田村セツコは1950年代後半にデビュー。
独特のおしゃれでおちゃめ、おてんばなのに品の良さを感じさせる作風で、多くの女性を魅了し続けており、そのキャリアは半世紀にも及ぶ。
特に個性が際立つ3分野の作品を中心に展示
田村セツコの作品群のなかでも、特に個性が際立っているのが、「セツコ・グッズ」「イラスト&エッセイ」「コラージュを用いた近作イラスト」の3分野。
「セツコ・グッズ」はサンリオやコクヨなどから販売されて、1970年代には一世を風靡。
「イラスト&エッセイ」に関しては、サンリオの機関誌『いちご新聞』において、1975年の創刊から現在まで連載を続けているという。
また、「廃材」を遊び心あふれる作品へと昇華させている「コラージュを用いた近作イラスト」では、好奇心やチャレンジ精神が光っている。
本展では、これら3分野の作品を中心に展示を行なっているという。
弥生美術館
東京都文京区弥生2-4-3
開館時間:10時から17時まで(入館は16時半まで)
休館日:月曜日
料金:一般900円、大・高生800円、中・小生400円

開催中の展覧会 田村セツコ展 - HAPPYをつむぐイラストレーター -
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/exhibition/yayoi/