「そなエリア」でもう一度災害時の行動を確認
東日本大震災から3年。3月11日を迎え、防災への意識をまた再認識した人も多いのではないだろうか。台東区にある東京臨海広域防災公園、通称「そなエリア」は、災害の体験学習やイベントを通し、災害への備え方やいざ災害が起きた場合の行動の仕方などを紹介している。
そなエリアは、首都圏で大規模災害が起きた場合の「災害対策本部」が置かれる場所であるとともに、都市公園として防災に対する情報交換や啓蒙を行う教育施設でもある。本部棟は防災体験学習施設となっている。
72時間生き残るために!? 災害体感クイズを体験
ここでは、実際に駅ビルのエレベーターに乗っている時に、震度6強の地震が発生したことを想定。地震後の街の中を再現したジオラマの中を移動しながら、ニンテンドーDSを使って、防災クイズに答えていく。組織的な救助活動が行われるのは、地震発生から約72時間と言われていることから、その間をいかに生き抜くかを体験できる。
3月15日には、免震機能付き地震体験車での地震体験や、防災に関するクイズラリー、ビンゴなどのイベントも開催される。いつ来るかわからない大災害。自分や家族の身を守るために、一度確認してみてはいかがだろうか。

東京臨海広域防災公園
http://www.ktr.mlit.go.jp/showa/tokyorinkai/index.htm