自由なスタイルで地球環境を守る
環境問題を考えるイベント「アースデイ東京2014」が、4月19日(土)と20日(日)の2日間にわたり、代々木公園で開かれる。
「アースデイ」は、個人が自由な方法で、地球環境を守るという意思表示をする国際連帯行動。1970年、米国のG・ネルソン上院議員が4月22日を“地球の日”と宣言したことを発端とする。環境問題はコミュニケーション問題も原因とし、自分自身と地球、他の生命との対話「アースデイ・アクション」を起こすことが重要としている。
(画像は公式サイトより)
手軽にできるアクションで環境活動に参加
会場は「農、食、フェアトレード、平和・国際貢献」、「子ども・子育て、女性、ココロとカラダ」、「森林・緑化、生物多様性」、「若者、東北・福島支援、福祉、政治、教育、アート&ピース」のゾーンに分けられ、参加者がそれぞれの問題に対する理解を深められる対話型のトークプログラムが行われる。
メインステージでは、地球環境に関心の深いミュージシャンが登場し、コンサートが開催される。ネイティブアメリカンの権利を守った米国のデニス・バンクスさんによる「祈りの儀式」、アースヨガなどのセッションも予定されている。
フードエリアには35店舗が出展し、単に食事を提供するだけでなく、生産者と出店者が互いに信頼し合う有機的な関係性をつくり、実社会に根付く「オーガニック・ムーヴメント」の取り組みを広める。また、NPOやNGO、協賛企業のブースも100を超え、来場者が関心のある社会的活動にコンタクトできる場が設けらる。
そのほか、来場者が持参する廃用油やペットボトルのキャップをもとにした燃料での発電、会場周辺のクリーンアップ活動、マイ食器の活用など、来場者がすぐに地球環境のためのアクションを起こせる工夫がなされている。
「アースデイ東京2014」
会期:2014年4月19日(土)~20日(日)
会場:代々木公園
入場料:無料

アースデイ東京2014
http://www.earthday-tokyo.org/2014/#consept