赤ちゃんの健やかな成長を願う「泣き相撲」
日本の国技である相撲。屈強な力士が激しくぶつかる迫力が魅力だが、こんな癒やし系の「相撲」もオススメだ。4月26日12:30から15:00まで、浅草観音本堂裏広場「暫」銅像前 特設舞台にて、第二十四回泣き相撲が開催される。
九代目市川團十郎の「暫」銅像は、浅草寺裏に昭和61年に復元されたもので、鎌倉権五郎という前髪姿の子どもをモチーフにしたもの。鎌倉権五郎のように丈夫でたくましく育ってほしいという願いを込め、法要に合わせて毎年「泣き相撲」を開催している。
元気に泣いた子の勝ち!赤ちゃん相手に四苦八苦
主役となるのは平成25年生まれの赤ちゃん80名。日大の相撲部の力士が「組ませ役」として赤ちゃんと一緒に土俵に登場する。勝敗は「元気よく泣いた方が勝ち」のため、力士たちはあの手この手で赤ちゃんを泣かそうと四苦八苦。なかには眠ってしまう赤ちゃんやニコニコ笑う赤ちゃんもいて、勝負がつかないことも。
浅草の人気の恒例行事。大きな力士や大人たちが赤ちゃんたちに翻弄される姿が笑顔を誘う。生命力あふれる赤ちゃんの泣き声は、見る人にも活力を与えてくれそうだ。

九代目市川團十郎「暫」復元記念 第二十四回 泣き相撲
http://www.e-asakusa.jp/event/1404_nakisumou.html