独学で失われた技法を再現した人間国宝
東京の練馬区立美術館の常設展示室において、「人間国宝 大坂弘道展」 正倉院から甦った珠玉の木工芸」が開催されている。
開催期間は2013年2月11日まで。
(この画像はイメージです)
本展では、大坂氏が宮内庁からの要請を受けて、失われた技法を再現させることで、1986年に復元に成功した正倉院宝物の「紫檀木画箱(したんもくがはこ)」の試作品など多くの作品を展示。
1997年に重要無形文化財保持者、いわゆる「人間国宝」に認定されている巨匠の40年に渡る活動が生み出した作品群が語る歴史を感じてみたい。
ベテラン声優による読み語りなどのイベントも
また、練馬区立美術館では、本展開催期間中の1月には、大坂弘道氏による講演会や、ベテラン声優の銀河万丈氏による宮部みゆき作品の読み語りといったイベントも企画されている。
なお、1月に予定されている各イベントは事前申込が必要。
練馬区立美術館
東京都練馬区貫井1丁目36番16号

人間国宝 大坂弘道展 正倉院から甦った珠玉の木工芸
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/