熱帯夜はジャングルで過ごそう!
連日の猛暑日。ジリジリとコンクリートに照りつける太陽。こうも暑いとエアコンのきいた涼しい部屋にこもりがちになるが、ここは逆転の発想。どうせ暑いなら、いっそジャングルで暑さをとことん満喫してはどうだろう。
夢の島熱帯植物園では毎年恒例の人気イベント「夜間開館」が開催される。開催日は7月27~28日(土日)、8月10~11日(土日)、23~25日(金~日)だ。通常17時までの開館時間を20時30分まで延長して開放する。
夜の温室は見どころいっぱい
ライトアップされた温室内には夜にしか咲かない花や、夜に虫を匂いで惹きつける花などが観察でき、昼とはまた違った雰囲気だ。中でも夜に花が開く熱帯性のスイレンの妖艶な姿は一見の価値ありだ。
期間中にはナイトガイドが見どころを解説してくれる日もあり、自分では気づかない植物の生態を知ることができる。8月23~24日にはオリジナルカクテルや軽食が楽しめる「夢の島BAR」がオープンし、同時に開催されるジャズコンサートを聞きながら熱帯のオトナの時間を楽しめる。
お土産には月見草を
日本の夜開く花と言えば月見草。太宰治が愛した花としても有名だ。8月23~24日には、夜間開館に訪れた人に先着順で月見草の苗がプレゼントされる。温室から帰った後は、家でも夜の花見が楽しめる。

夢の島熱帯植物館
http://www.yumenoshima.jp/index.shtml