クラゲの球形水槽が新登場
この夏は毎日猛暑続き。こんな時は、暑さとは無縁のクラゲワールドに浸ってみるのはどうだろう。新江ノ島水族館はこの夏「クラゲファンタジーワールドin新江ノ島水族館」と題し、8月31日(土)までさまざまなイベントや展示を開催中だ。
クラゲファンタジーホールは今夏リニューアル。ホールの中央にクラゲの球形水槽「クラゲプラネット(海月の惑星)」が新登場した。照明を落とした館内で青く浮き上がるクラゲの数々は、神秘的だ。また、8月31日(土)まで、クラゲファンタジーホールでは毎時0分からオリジナルのクラゲショーが開かれ、光と音の演出にあわせてクラゲの神秘的な姿がナレーションで紹介される。
アカデミックにクラゲを観察
新江ノ島水族館は世界有数のクラゲの研究施設としても知られている。クラゲの生態をアカデミックに紹介する「クラゲサイエンス」もオープンし、常時30種のクラゲを飼育展示している。夏休み限定で1日2回クラゲの公開実験を行っており、今は近海で採取されるアンドンクラゲが毒針を発射する瞬間も見ることができる。
常設展示の有人潜水調査船「しんかい2000」もこの期間中はクラゲ採集仕様に変更。深海で使用する生物採取器を装備した姿を見ることができるのも面白い。
水の中に漂うクラゲを見つめていると、外の暑さを忘れてしまいそう。海の中で出会うのは苦手だという人も、一度見るとその美しさの虜になってしまうかもしれない。

新江ノ島水族館
http://www.enosui.com/