美しいロケーションの美術館
市制施行50周年の千葉県市原市が8月3日(土)、人造湖・高滝湖畔に「市原湖畔美術館」を開館した。展示品は現代アートが中心で、特徴的なラウンジや湖が見える多目的ホールがある。来年3月、市原市で開催される「中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス」の中核施設となる予定。
オープン記念展覧会を開催中
開館記念展覧会として、「磯部行久-環境・イメージ・表現」展が11月4日(月)まで開かれている。磯部行久は「環境」をテーマにした芸術活動を行っており、今回の個展では、地球などをテーマに約40点の作品が展示されている。
常設展としては、地元の銅版画家の作品などを展示しているほか、敷地内には展望塔や湖面に水上彫刻もある。夜間は午後10時まで美しい美術館外壁をライトアップしている。
今年4月には、圏央道「市原鶴舞IC」が開通し、車でのアクセスもとても便利になり、高滝湖畔という絶好のロケーションを生かし、魅力ある美術館を目指していく。
観覧料金など
休館日は月曜日と年末年始、観覧料金は一般200円、大高生・65歳以上100円、中学生以下無料となっている。20名以上から団体割引もある。
市原湖畔美術館
http://lsm-ichihara.jp/