真の暗闇に入ると、人間はどうなる?どう思う?
あなたは真の暗闇を体験したことがあるだろうか。特に都会で生活していると夜になっても街灯や車のヘッドライトなどの光があるため、ほんのりと明るく、真の暗闇を体験する機会はほとんど無い。
DID「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」はそんな現代人に、全く光を遮断した「真の暗闇」を提供するエンターテイメントだ。参加者はグループで光を遮断した暗闇の中に入り、中を探検したり、さまざまなシーンを体験したりする。普段感覚の多くを頼っている視覚が遮断された状態で、それ以外の感覚を呼び覚まし、人とのコミュニケーションを見つめなおすプログラムとして注目されている。
秋プログラム実施中 暗闇で運動会?
現在は秋プログラムとして、「秋の見えない大運動会」を実施中だ。暗闇のエキスパート視覚障害者のアテンドスタッフがサポートしてくれ、暗闇の中で大運動会が繰り広げられる。プログラム開始前は他人だった参加者が、暗闇の中で共に運動会をしていくうちに、感覚や心の変化が起こっていく。
一般チケットは大人5,000円、学生3,500円、小学生2,500円。ホームページ上から予約が可能だ。体験後のアンケートでは、また参加したいと答えた人は全体の97%。このイベントを他の人に薦めたいと答えた人は実に99.5%にのぼる。この魅力は体験した人にしか分からない。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク
http://www.dialoginthedark.com/