この秋もつくば実験動物園がきのこだらけに!
10月19日(土)から27日(日)まで筑波実験植物園で「きのこ展」が開催される。今年で4回目の人気企画だ。
きのこを含む菌類は、実に地球上に150万種以上存在しており、まだ明らかになっていない種も多い奥深い生物だ。今回の展示は副題が「こうじときのこが手をつなぐ!?」と付けられ、コウジカビときのこの関係に迫る内容となっている。
会期中は、大量の野生きのこや栽培きのこが展示される。野生きのこ展示は今年から多目的温室内で行われ、雨風の影響なく鑑賞を楽しむことができる。また、120通を超す応募があった「キノこん」(きのこ画コンテスト)の作品や、版画家作家による「きのこ版画」など「きのこアート」の展示も充実。お土産には毎年売り切れ続出の「きのこ展限定オリジナルグッズ」の手ぬぐいやクリアファイルがオススメだ。
菌類なんでも鑑定団がやってくる!
きのこ展では会期中、21日(月)と23日(水)の11時~13時まで、「菌類なんでも鑑定団」が開催される。家の庭に生えた謎のきのこ、森で見かけた綺麗なカビなど、その名前を調べるのはなかなか難しい。菌類なんでも鑑定団では、3人の菌類のプロフェッショナルが、参加者の持参したきのこ、カビ、地衣類などを鑑定し、名前や特徴などを教えてくれるとのこと。
会期中には、専門家による園内きのこ案内とギャラリートークも行われ、展示品や植物園に生えている実際のきのこについて解説をしてくれる。その他、きのこ工作コーナーなど会場内はきのこでいっぱいだ。食べ物としてだけではない奥深いきのこの世界にどっぷりと浸ってみてはいかがだろうか。

きのこ展2013
http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2013/10kinoko/