みかん王国愛媛が生んだクリスマスツリー
柑橘類の収穫量日本一の愛媛県では本物の「みかん」を利用したクリスマスツリーが飾られている。このツリーは松山まつりイケメン連プロジェクトが、故郷の特産品であるみかんを食べて、愛媛を盛り上げたいと2005年からはじめたもの。今年も12月14日に道後温泉本館の北側スペースに「みかんツリー」が設置され、点灯式が行われた。来年1月12日まで毎日点灯される予定。
今年は11月30日、12月1日に東京スカイツリータウンで開かれた「クリスマス・オレンジ・ナイト2013」でもみかんツリーが点灯された。当日はスカイツリーの高さにちなみ、634個のみかんが飾られたとのこと。会場には、愛媛県の都市伝説「愛媛ではじゃぐちをひねるとみかんジュースが出る」を再現した「みかんジュース蛇口」も登場。1日634杯が無料で配布され、人気を博した。
簡単に作れる「みかんツリー」
みかんツリーに使われるみかんはすべて本物のみかん。みかんにカッターで切れ目を入れ中身を取り出したあと、皮部を接着剤で接着し、シリカゲルで数日乾燥させる。乾燥後のみかんの中にLED電球を入れれば、みかんのイルミネーションの完成だ。
みかんのオレンジ色の光は、ほんのりと暖かく見る人を癒やす。これからはこたつでみかんの季節。いつもならすぐに捨ててしまうみかんの皮だが、今年は再利用して一味違ったクリスマスツリーを作ってみるのもいいかもしれない。

みかんツリー 松山まつりイケメン連プロジェクト
http://www.ikemenren.com/tree/みかんツリーの作り方
http://ozu.niye.go.jp/h22/mikan/howtomake/mikantree.html