150点の貴重なコレクションを展示
千代田区立日比谷図書文化館は、2016年4月23日(土)~6月22日(水)まで「シンデレラの世界展」を開催する。この特別展は、アンティーク絵本のコレクターである川田雅直氏の協力を得て、アメリカで出版された貴重なシンデレラの絵本や、印刷物を展示する。観覧料は、一般300円、大学・高校生200円。
今回は4つの時代に分けて、アメリカ児童文学の夜明け、ジャズ・エイジのシンデレラ、世界恐慌とシンデレラ・ドリーム、第二次大戦後のベビーブームを展示する。川田雅直氏のコレクションは、25年にわたって収集された絵本やグッズだ。特にシンデレラの本に魅了され、300冊以上を所有している。
シンデレラのストーリーはたくさんある!?
シンデレラの物語は、世界各地によってさまざまなバージョンがあり、起源には諸説がある。「夢に向かって着実に努力を続ければ、誰もが必ず成功できる」というアメリカン・ドリームを体現する物語として、人気を博した。シンデレラといえばディズニーが有名だが、歴史をさかのぼるとさまざまな物語があることがよくわかる。
今回の展示では、絵本に描かれた100年前のドレスの再現や、ガラス乾板に焼き付けられた物語を再現する動画、シンデレラに関するグッズなど、このイベントでしか見ることができない貴重なコレクションの数々が展示される。誰もが知っている物語でありながら、知られていないことも多くあるシンデレラの世界を、子どもから大人まで楽しむことができるイベントだ。
(画像はプレスリリースより)

千代田区立日比谷図書文化館
http://hibiyal.jp/hibiya/museum/cinderella2016.html「シンデレラの世界展」開催に関するプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/96424