洞くつという未知の世界を知る
茨城県板東市にあるミュージアムパーク茨城自然博物館では、現在第65回企画展の『洞くつ探検 地下に広がるふしぎな世界』を行っている。期間は2016年6月12日(日)まで。
洞くつのさまざまな魅力を紹介している
この企画展では洞くつのでき方やさまざまな鍾乳石、そして地下で暮らす生き物たちの生態や洞くつ探検の魅力を紹介している。普段出会うことのない洞くつの世界を企画展で味わうことができる。
洞くつは自然が長い年月をかけて作りだした、未知で神秘的な世界である。そのためそれは人々を魅了してやまない部分が多々ある。
鍾乳石とよばれるさまざまなふしぎな形の岩、壁や天井の独特な形はどのようにして作られたのかということに興味がわくが、それは地下水の一滴一滴が作りだしたものである。
そして鍾乳石が1cm伸びるのには数百年かかるといわれている。つまり洞くつの姿というものは、何千年、何万年の時を経て複雑かつ美しい造形が作りだされる。
それと、洞くつの生き物といえばまずコウモリが思い出されるが、ほかにもたくさんの生物が生息していることが判明している。ただ、光のない世界では生き物は目が退化していたり、体が白っぽくなったり、触角や足が長くなるなど、暗黒の世界に適応する形で、地上の生き物とは違う進化をとげている。
休館日は毎週月曜日(月曜が休日の場合開館し、翌日が休館日)であり、開館時間は9:30から17:00(入館は16:30まで)である。
(画像はホームページより)

ミュージアムパーク茨城自然博物館 第65回企画展
https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/kikaku/117/index.html