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ヨーロッパの作品を中心としたガラス工芸の名品展

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ヨーロッパの作品を中心としたガラス工芸の名品展

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古くから人間の生活を彩ってきたガラス
神奈川県平塚市にある平塚市美術館は2016年4月23日(土)から6月19日(日)までの期間、企画展として『開館25周年記念 北海道近代美術館所蔵名品展 華麗なるガラス工芸の世界 -ヴェネツィアから現代まで』を行う。
華麗なるガラス工芸の世界
この展覧会は、北海道近代美術館が所蔵するガラス工芸作品の中から、17世紀にヴェネツィアで制作されたガラス作品をはじめ、19世紀のアール・ヌーヴォーを経て、現代のガラス作家による表現を、近世近代のヨーロッパ作品を中心とし、日本人作家の作品も含めて約120点の名品を紹介するものである。

そもそもガラス制作というものの発祥は古く、四千年前とも五千年前ともいわれている。正倉院宝物にもガラス工芸がおさめられていることからも分かるように、ガラスは古くからその透明な輝きと豊かな色彩で洋の東西を問わず人々を魅了し、建築装飾や生活の器として用いられてきた。

何千年にわたって受け継がれてきた伝統とさまざまな表現を楽しんでもらうというものがこの展覧会の趣旨である。

ガラス工芸の発展
15世紀にヴェネツィアで、それまでとは比較にならないほどの透明度をもったガラスの器が制作され、その後技術はドイツやイギリスにも伝わっていったため、ヨーロッパのガラス工芸品は各地で発展していった。

そして19世紀後半のフランスに、エミール・ガレが登場してガラス造形は全く新しい手法が開拓された。ガレは19世紀末に流行した芸術運動のアール・ヌーヴォーを代表する芸術家でもあったため、自然をモチーフとした曲線的な表現による装飾芸術を作り上げた。

これに対して20世紀前半には工業化社会の進展を反映し、幾何学的・直線的文様を特徴とするアール・デコ様式の作品が現れた。この時期、ガラス制作も芸術家意識が高まり始めたため、工房制作から個人によるガラス芸術も発展していくこととなる。

なおこの時期、日本でも岩田藤七、各務鑛三らによって芸術としてのガラス作品が制作された。

このように現在ガラス工芸は非常に多様化しているといえるが、未だ昔の人々が追い求めた輝きがそこにあるといえる。

休館日は毎週月曜日で、開館時間は9:30から17:00まで(入館は閉館の30分前まで)である。

(画像はホームページより)


外部リンク

平塚市美術館 展覧会概要 
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/
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