ユーラシア大陸の文字の物語
東京都豊島区、池袋サンシャインシティ文化会館7階にある古代オリエント博物館では、現在2016年6月5日(日)までの期間、春の特別展『世界の文字の物語 -ユーラシア 文字のかたち-』を行っている。
文字というものは、何気なく読み書きするものとなっている。現在普段使われている漢字やかな文字といったものから、アルファベットというものだけでなく、過去には一見文字にも見えないような古代エジプトのヒエログリフに代表されるような象形文字まで、さまざまなものがある。
現在世界中で使われている多様な文字の歴史をひもといてみると、そのすべてがわずか数種のルーツにたどりつく。
文字5000年の歴史をなぞっていく
そもそも人類はいつ、なんのために文字を発明したのかといったことから、長い時間と旅の過程で文字はどのように変化していったか、ということを中心にすえていく。
ユーラシア大陸の中、エジプトからシルクロードを通り、最後は日本列島までたどりつく文字5千年の数期な運命の歴史が、この特別展のテーマである。
今回は30種以上の文字たち記した東西の考古・歴史・美術史料を一堂にあつめて紹介している。

古代オリエント博物館 春の特別展『世界の文字の物語 -ユーラシア 文字のかたち-』
http://aom-tokyo.com/exhibition/160409_writing.html